2004年01月14日

7人だけのお葬式

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寂しかった。でもそれでもきっとお兄ちゃんは満足しているだろう。7人だけのお葬式の割には祭壇はとても立派で、そして、元気だったころのお兄ちゃんが黒いふちの中で笑ってた。

人間の抜け殻を初めて見た。蝉の抜け殻と同じだった。

そして、お骨はとても白かった。綺麗だった。そしてほかほかだった。

そこにはもうお兄ちゃんはいなかった。

でも話しかけたらかえってくる。心の中にかえってくる。魂はまだそこにいる!タバコに火をつけてお線香置きに置いたら、赤く燃えては消え・・赤く燃えては消え・・とまるで生前にタバコをおいしそうに吸っていたようにタバコの煙が揺らいだ。

夕方家に帰ったらまた、雪が降っていた。お兄ちゃんの残していった「さくら」が家の2匹のワンと待っていた。さくらを含めて3匹になった我が家のワンを散歩に連れて行った。寒かった。雪が降っていた。

明日からは、またなにもなかったように過ぎていくのだろう・・。でも私はおにいちゃんとのお別れのお話をぜったに忘れない。

大好きなお兄ちゃんは少し遠くに逝ったけれど、いつか会えると信じて、生きていこう。抜け殻になるまで・・。


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抜け殻

人間のこの体って本当に借り物なのだな・・と感じた。

仏教の世界やそういった宗教のお話ではやはり今のこの体は「借り物」だと書いてあるのを読んだことがある。

人が死んだとき、その体は本当に抜け殻になる。

私は、蝉だと思った。ちょうど蝉の向け柄のように、カリカリでそれでふんずけたらパリって割れそうなそういった印象を受けた。

でも魂はきっと近くにいるのだろう・・だって、タバコをお線香たてに立てたら、赤く燃えては消え赤く燃えては消え・・とまるで生前タバコをおいしそうに吸っていたときのタバコの燃え方だった。

生きていく事って何だろう・・と思った。結局抜け殻になるんだ・・。

でも、私は生まれたときにもって来るノート・・というものを信じている。

「人間が生まれたときに必ず1冊のノートを持って生まれてきて、そこにはその人の生まれてきた意味や、その人生ですべき事やいろいろ書かれていてそれを見ずに死ぬ人もいれば、見て・・見つけて生きていく人もいる。お前もその人生ノートの中身を早く見つけなさい」

そう父にいわれた。

私はもう中身は見た。自分のすべき事も知っている。

まだ、途中経過だけれどそれに向かって確実に前に進んでいる。そう確信している。

去年はまだ、チャンスをつかむ事を覚えたばかりだった。それが私にとってとても重要な事だけれど、今年はそれを利用して自分でチャンスをつかみとり、そして飛躍する。

抜け殻になるまでに・・。


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2004年01月12日

お別れ

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今日お兄ちゃんは、違う世界に旅立ちました。お別れです。
何も言わずに何も残さずに足早に旅立っていきました。
夕方4時すぎでした。

お兄ちゃんのお母さん・・おばあちゃま・・お兄ちゃんのお母さん・・は一寸まだらボケなのにそのときは何だかわかっていたみたいで「私と変わってやりたい」って泣いていた。

跳び箱だと思った。真ん中に跳び箱があってその跳び箱を待っている人はそれぞれにお話をしている人、そして歌を歌っている人・・そして絵を書いている人それぞれいている。

そして、その跳び箱の向こう側は見えないけどでもその跳び箱の順番は誰にでも回ってくる・・。

お兄ちゃんは跳び箱を飛んだんだ・・って思った。なぜか跳び箱だと思った。

お兄ちゃんが癌だとわかったのは5年前だった。それまで病院に掛かっていたのに、わからなかったのだ。いわゆる誤診というのだった。

癌だとわかって悲観的になっているおにいちゃんに私は犬をプレゼントした。黒ラブのやんちゃな女の子「さくら」だった。お兄ちゃんが入院したときは私が面倒を見ていた。家には2頭のワンがいてるので散歩が3頭になって大変だったけど、でも3頭はなぜか仲良しだった。

今日もさくらはうちに来ていた。お兄ちゃんが自宅に帰ってきたので悲しい対面をした。さくらは泣いていた。目からたくさんの涙を流して動かないお兄ちゃんの目をいっぱいなめた。「おきて・・・。」っていっていたみたいだった。

初めての体験だった。

ぜったいに忘れない・・。お兄ちゃんのことも、こんなにつらい体験を。

お兄ちゃん、上から見ていてね・・。きっと私は成功します。そして、跳び箱を飛び終えたときに、お兄ちゃんと会って、「どうやった??」って聞くね。そのときには「うん・・。まあまあやな・・」てきっと応えるのだろうな・・。まあまあなんていわせないからね。よく頑張ったよって言わせてやるから!!

さようなら・・お兄ちゃん。

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